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高圧ガス製造保安責任者 保安管理技術まとめ【材料の劣化⑥-種々の湿食①】

 

高圧ガス資格試験の再勉強を兼ねてブログにまとめてます。

これから勉強しようとしている方のお役にたてたら幸いです。

基本的な内容は高圧ガス保安協会出版の高圧ガス保安技術(第12版)からまとめています。

 

今回は10.2.1 湿食から

  

 e)種々の湿食

 

湿食にもいろいろな種類があります。覚えておきたい重要なことからそんなこと起こるの?!という湿食まで。

1つ1つ行きましょう。

 

① 均一腐食

腐食環境にさらされている全表面が均一に腐食していくことです。

炭素鋼の全面が酸にさらされているとき、大気中で金属が腐食するときなどがこれになります。

重要度△

 

② 異種金属接触腐食

以前の項目でも出ました。

2種の金属・合金を接触させたときに貴の金属(カソード)と卑の金属(アノード)が形成されます。

この場合、アノードが腐食されます。これが異種金属接触腐食です。

炭素鋼、アルミニウム、亜鉛は比較的卑の金属なのでこの腐食が起きやすいです。

重要度◎

 

今回はここまで

次回は10.2.1 湿食のe)種々の湿食の続きをまとめます。

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