高圧ガス製造保安責任者 保安管理技術まとめ【金属材料編⑤-非鉄系材料】
高圧ガス資格試験の再勉強を兼ねてブログにまとめてます。
これから勉強しようとしている方のお役にたてたら幸いです。
基本的な内容は高圧ガス保安協会出版の高圧ガス保安技術(第12版)からまとめています。
今回は9.1金属材料から
9.1.2 非鉄系金属材料
鉄ではない金属のことが この項に一括されてます。
その他大勢です、鉄さん強すぎます。
a)銅および銅合金
特徴が
① 電気・熱の伝導性がいい
② 加工性がいい
③ 耐食性が良好
高圧ガスの分野では熱交換器管材料でよく使われます。
ただしアセチレンと銅は反応するので使えません!!
高圧ガスではこの程度の説明ですが、他の分野では銅はとっても大事!銅の盗難事件が起こるくらい大事!そこらへんはまた別の記事にしたいと思います。
銅の合金はさらっと紹介します
Znと混ぜると黄銅
Snと混ぜると青銅
Alと混ぜるとアルミ青銅
Niと混ぜるとキュプロニッケル
b)アルミニウムおよびアルミニウム合金
アルミニウムやアルミニウム合金の重要な特徴としては低温においても物性の変化がないことです。
金属は低温では脆くなるのですが、アルミニウムは大丈夫。なので超低温で気体を液化する場合の容器は大体アルミです。
液体窒素を扱っている人はすぐにピンとくると思います。
c)チタンおよびチタン合金
耐食性が高い、以上。
高いからあんまり使わないんだよなぁ
今回はここまで
次回は9.1.3 高温用材料をまとめます。
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