高圧ガス製造保安責任者 保安管理技術まとめ【金属材料編④-鋳鉄および鋳鋼】
高圧ガス資格試験の再勉強を兼ねてブログにまとめてます。
これから勉強しようとしている方のお役にたてたら幸いです。
基本的な内容は高圧ガス保安協会出版の高圧ガス保安技術(第12版)からまとめています。
今回は9.1金属材料から
9.1.1 d)鋳鉄および鋳鋼
読んで字のごとくチューします。
まずは鋳鉄
炭素:Cを2.14%以上含むFe-C系合金の総称の事
高圧ガス製造保安責任者 保安管理技術まとめ【金属材料編①-炭素鋼】 - 今日の一杯と明日のランチ
でも書いた通り鋼はCの量が増えると固くなります(ただし脆い)。
固すぎるため叩いたり伸ばしたりで加工はできないですが、
融点が低いため溶かして型に流し込む鋳物が作りやすい、よって鋳鋼!!分かりやすい!!
ただし、毒性や可燃性ガスの耐圧部品には使えません。注意!!
次に鋳鋼
これも読んで字のごとく、溶かして鋳物とした鋼の事。
これまでまとめた鋼を溶かしたらなんでも鋳鋼。
バルブやポンプなどに使われます。複雑な形状の作製に強いと思う。
このセッションでは鋳鉄が特に大事なので、鋳鋼はさらっと確認まで。
今回はここまで
次回は9.1.2 非鉄系金属材料を一気にまとめます。
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