高圧ガス製造保安責任者 保安管理技術まとめ【材料の劣化⑪-種々の湿食⑥】
高圧ガス資格試験の再勉強を兼ねてブログにまとめてます。
これから勉強しようとしている方のお役にたてたら幸いです。
基本的な内容は高圧ガス保安協会出版の高圧ガス保安技術(第12版)からまとめています。
今回は10.2.1 湿食から
e)種々の湿食
湿食にもいろいろな種類があります。覚えておきたい重要なことからそんなこと起こるの?!という湿食まで。
1つ1つ行きましょう。
⑪ エロージョン・コロージョン
乱流やスラリーの衝突で物理的に材料が損傷するエロージョンと同時に腐食(コロージョン)が同時に起こることです。
スラリーを移送している配管であったり、配管のエルボー部分によくおこります。
2重の浸食を受けるため、腐食速度が高いのが特徴です。
重要度〇
⑫ 微生物腐食
いろいろな腐食がここに混ぜ込まれているので、一言でまとめるのは難しいですが、例えば硫酸塩還元バクテリアによる腐食があります。
こいつは硫化水素を発生させるため、金属を腐食します。
でも、あんまり覚える必要はありません。
重要度×
今回はここまで
次回は10.2.2 高温ガスの腐食(乾食)をまとめます。
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